Tinder、Match、Hinge、Plenty of Fishの親会社であるMatch Groupは、マッチングアプリ利用者や消費者に対する啓蒙活動として、様々なオンライン詐欺から身を守り、安全にデートを楽しむためのグローバルパブリックアウェアネスキャンペーンを展開します。
Tinder、Hinge、Match、Plenty of Fish、Meetic、OurTimeのユーザーには、詐欺師の一般的習性や、潜在的詐欺を見分けるための方法を記載した警告メッセージが送信されます。これらの対策法は法執行機関や金融詐欺の専門家の協力のもと作成されました。メッセージは1月中、TinderやMeeticのアプリ内メッセージ、Match、Hinge、Plenty of Fish、OurTimeのユーザー通知によって世界中の利用者に表示されます。
近年、オンライン詐欺はその数を増し、手口も洗練されてきています。Match Groupの手がけるブランドでは、潜在的詐欺を防止しユーザーに注意を促すため、写真認証やビデオチャットといった新しい機能の導入から、ユーザー間の会話で特定の発言が見られた場合に安全のためのヒントを含んだポップアップメッセージを送信するなどの対策を講じてきました。
「私は元刑事そして特別捜査官として、詐欺師たちがどのように無防備な人々を誘導し、個人情報、そして最終的には金銭を騙し取るかをこの目で見てきました。その中には、愛情や人との交際を求めている人をターゲットにする詐欺師もいました。だからこそ私たちは、テクノロジーやリソースを活用し、世間に蔓延するこうした脅威からユーザーが自分の身を守り、より安全なつながりを築けるようにするための安全ツールの開発に力を注ぐことにしました」と語るのは、Match Groupの法執行活動と捜査担当のシニアディレクター、バディ・ルーミスです。
連邦取引委員会によると、2020年以降、米国で各年に報告されたロマンス詐欺による損失は3億米ドル以上となり、他のあらゆる種類の詐欺による損失を上回りました。Global Anti-Scam Organizationのデータでは、2022年にロマンス詐欺によって失われた金額の平均は19万米ドルを超え、2021年の12万米ドルより大幅に増加したことが示されています。
「The International Association of Financial Crimes Investigators（IAFCI）は公私の企業や組織、機関と連携し、世界中の市民をターゲットとするオンラインのロマンス詐欺対策に尽力しています。ロマンス詐欺は被害者を経済的に陥れるばかりでなく、精神的、物理的にも悪影響を与えます。こうした種類の犯罪を抑止するには、意識を持つこと、そしてトレーニングや啓蒙活動を行うほかありません。Match Groupと協力し、世界中のユーザーに啓蒙活動を行うことは、IAFCIにとって光栄な事業です」とIAFCIのマーク・ソロモン国際会長はコメントしました。
1.可能な限りアプリ内でやり取りする：
短期間で他のプラットフォームへとユーザーを誘導しようとするのは、こうした種類の詐欺師に見られる典型的な行為です。新しい人と知り合うときは、アプリ内でやり取りを続けるようにしましょう。マッチ相手が直接会おうとしない、またはビデオ通話を避ける一方で、プラットフォームを変えたがっている場合は注意が必要です。
2.アプリで利用可能なツールを使用する：
写真認証機能を利用して自分のプロフィールの認証を獲得した上で、マッチ相手に認証マークがついていることをチェックし、その人がプロフィール写真通りの人物であることを確認しましょう。また直接対面する前にビデオ通話することで、やり取りしている相手が本人であることを確かめることもできます。相手がこれらをしたがらない場合は注意が必要です。
3.“仮想通貨専門家”に注意する：
判断が難しいところですが、相手が仮想通貨もしくは投資アドバイスをしようとしてくる場合は詐欺の可能性が高いです。該当するやり取りがあった場合は、出会いの場となったプラットフォームに必ず報告するようにしましょう。
4.多額の投資利益や将来の経済的安定の約束に警戒する：
専門家によると、詐欺師は様々なテクニックを使い、多額の投資利益がいかに生活を改善するかや、それによってできることを話題に振ってきます。投資方法やお金を稼ぐ方法を教えようとする人には疑いを持ちましょう。
5.困っている様子で情に訴えかけようとする人に注意する：
ビザや通関手数料、手術や家族の医療費、あなたに会いに行くための車の修理費や飛行機代などにお金が必要だと偽る詐欺師は多いです。もし相手が困っている様子でそれがお金によるものである場合、詐欺である可能性が高いことを覚えておきましょう。
6.詐欺師の種類は様々でその手口は常に進化しています。
身を守る方法を心得、常に慎重でいましょう。
オンラインプラットフォームがより利用しやすくなり、ユーザーが増えたことでオンライン詐欺も発達してきました。中には知り合ってすぐにお金を求めるのではなく、長い時間をかけて目的を果たそうとする詐欺師もいます。数ヶ月のやり取りで信用を得てからようやくお金の話を始めるというのもよくあることです。最善策は、とにかくどんな理由があったとしても、直接会ったことのない人に、電信送金や郵便為替、通貨の両替やギフトカード、もしくは投資などを通してお金を送ったり、または受け取ったりしないこと。これをルールとして常に心得ておきましょう。
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Match Groupについて：
Match Group（NASDAQ：MTCH）は、数々のブランドを通し、人と人とが有意義なつながりを作るためのテクノロジーを提供する業界屈指の企業です。弊社のグローバルポートフォリオには、Tinder®、Match®、Hinge®、Meetic®、OkCupid®、Pairs™、PlentyOfFish®、OurTime®、Azar®、Hakuna™といった信頼されるブランドが含まれ、それぞれが各人によって異なる好みに寄り添うサービスを提供し、ユーザーが他の人とつながるお手伝いをしています。弊社のサービスは現在40ヶ国以上の言語に対応し、世界中のユーザーに利用されています。
The International Association of Financial Crimes Investigatorsについて：
The International Association of Financial Crimes Investigators（IAFCI）は公私両部門に渡り世界中から集められた6600人以上の詐欺や金融犯罪、サイバー犯罪捜査専門の捜査官によって構成される非営利組織です。金銭を動機とする犯罪の防止、対策、捜査を行うためのトレーニングや教育、ネットワークを提供することが組織の主目的となっています。またIAFCIは世界中の市民がこうした害のある犯罪の被害者にならないで済むよう、意識を広げ、啓蒙活動を行うことに多大な力を注いでいます。IAFCIについてのより詳しい情報は、iafci.orgでご覧いただけます。
