2022年7月11日
Tinderのアルゴリズムについて、私たちはよく質問を受けます。おすすめのプロフィールは何を基準にしてどのように順位付けられているのか？マッチがもっと成立するようシステムを調整する方法はあるのか？ここではTinderのアルゴリズムについて解説します。
驚くなかれ、Tinderでマッチング成立の可能性を高めるのに最も重要な要素は...実はアプリを積極的に使うことなのです。
Tinderではマッチを成立させる上で、アプリをアクティブに利用しているメンバーや、同じタイミングで利用しているメンバーを優先的に表示します。利用していないメンバーをおすすめプロフィールに表示すれば、相手メンバーの時間を無駄にしてしまいます。私たちは、チャットをしたり実際に会ったりと、メンバー同士で交流をしてほしいので、それにはマッチ成立後ただちにチャットが始まることが理想的です。Tinderをアクティブに利用していると他のメンバーに表示される機会や多くのメンバーと接触する回数が増え、マッチ成立の数も多くなります。ここが私たちのアルゴリズムの最も重要な部分であると同時に、メンバー自身がコントロールできることでもあります。
つまり、アプリの利用がアクティブになればなるほど、Tinderがあなたにより合ったマッチ相手の候補を探し出せるという仕組みです。これがTinderアルゴリズムの基本です。
Tinderではメンバーから収集する項目を極力抑えています。現在地とジェンダー、年齢の他、利用開始時にお聞きするのは希望する相手との距離とジェンダーだけです。相手をおすすめする上で距離が近いことは重要な要素です。同じ地域のメンバー間であれば共通項も見つかりやすく、実際に会うことも楽しめます。そのため、私たちは相手の現在地との距離を考慮に入れていますが、バイブスも大切なので、さらにいくつかの要素を考慮しています：
プロフィール - Tinderでは、メンバーがプロフィールに表示した趣味やライフスタイルを考慮しておすすめ相手を選出します。ハイキングが趣味？犬好きな人がいい？これによって共通の趣味を持つ人にフォーカスすることができます。
共通する写真 - 写真の個別情報以外のヒントを手がかりに、おすすめ相手をカスタマイズします。過去にLikeした写真に似た写真のプロフィールをおすすめし、逆に、メンバーの写真に似た写真のプロフィールにLikeをしたことがある相手により多く提案します。例えば、アウトドアやフェス、ビーチを楽しんでいる人にLikeをしている場合、それをヒントにプロフィールを表示します。
LikeとNope - LikeとNopeはメンバーの好みを知るための重要な手がかりです。私たちは、個別のプロフィールの傾向のみならず、地域全体のLikeとNopeの傾向に基づいて、マッチング成立の可能性を高めるようより、おすすめ相手を常に見直しています。
一方、Tinderでは判断材料に使用しない項目も沢山あります...
Tinderではメンバーの人種や宗教を聞くことはありません。職業も聞きません。私たちはステレオタイプというものはないと考えています。考え方や慣習、しきたりが異なっても、人間的な魅力あふれる多様な社会的背景の人々が集まれば、その出会いは素晴らしいものになると私たちは考えています。Tinderのアルゴリズムはオープンに設計されており、私たちはそのアルゴリズムがもたらす結果にとても満足しています。
Tinderを使うと、友人や家族といった日常の人間関係の輪の外にいる人とつながることができます。Tinderのサービス開始以来、異人種カップルの結婚が増えていることには確たる理由があったのです。また、Tinderではこのような傾向を祝して絵文字を作成しています。
TInderには出会いの可能性が無限に広がっています。
数年前、「イロ・スコア」の概念はメンバーの間やメディアで話題になり、今でも話題に上ることがあります。しかし、「イロ」の考え方はもう古く、現在の私たちの最先端の技術では使われなくなった手法なのです。現在のTinderのシステムでは、メンバーのLikeやNopeの傾向とプロフィール内容によっておすすめ相手を動的に更新しています。
以上がTinderのアルゴリズム
Tinderはメンバーの直近のアクティビティや好み、LikeとNopeの傾向、プロフィールに表示した興味や位置情報等に基づいたマッチングサービスを190か国、45の言語で提供しています。さあ、今すぐアプリを手に取ってLikeを送りましょう。マッチが待っていますよ。
