
2026年6月2日 −「Tinder」は、LGBTQ+コミュニティの18〜25歳のZ世代を対象に、「出会い」や「自己表現」に関する意識調査を実施しました。一般社団法人fair代表理事の松岡宗嗣氏に協力いただいて実施した本調査により、Z世代の間では、恋愛や人とのつながりを通じて「自分らしさ」を肯定的に捉える傾向が広がっていることが明らかになりました。
近年、プライドやLGBTQ+という言葉は以前よりも広く知られるようになり、多様な性や恋愛のあり方について触れる機会も増えています。一方で、実際にLGBTQ+の若者たちがどのように恋愛や出会いを楽しみ、どのような価値観を持っているのかについて語られる機会は、まだ多くありません。
LGBTQ+を巡る差別や偏見が依然として残る一方、LGBTQ+の若者にとって「恋愛を楽しむこと」や「自分らしく人とつながること」がどのような体験なのか、ポジティブなイメージを持ちづらい側面もあります。
Tinderでは、50以上のジェンダー、9つの性的指向の選択肢を用意しており、多様な性のあり方に対応した機能を提供しています。実際に、LGBTQ+ユーザーのマッチ数は全体の約3割を占めており、Tinderは、多様な出会いや自己表現が日常的に交わされる場の一つとなっています。
だからこそ今回の調査では、実際に若者たちがどのように恋愛や出会いを楽しみ、どのような不安や価値観を抱えているのか、そのさまざまなリアルを明らかにすることをめざしています。これにより、Z世代のLGBTQ+当事者が自分らしく恋愛や出会いへ踏み出すことの課題を認識しつつ、よりポジティブに向き合っている現状を広く可視化し、多様な出会いを受け入れられる社会の実現を後押ししたいと考えました。
また、Tinderはこうした若者たちの「自分らしい出会い」や「自己受容」を、アプリというオンラインの枠を超えてリアルな場でも継続的に後押しするため、今回、特定非営利活動法人東京レインボープライドが提供するユース向けコミュニティ「YouthProject」への協賛を決定しました。協賛の一環として、6月13日(土)・14日(日)に開催されるYouth Prideへ出展いたします。
◼️ LGBTQ+の4割が新しい出会いにポジティブと回答
今回の調査では、全体の46%が、新しい出会いそのものに対して「楽しい」「前向き」と感じていることが明らかになりました。一方で、「不安や負担を感じている」と回答した人は17%にとどまっており、新しい出会いに対してポジティブな印象を持つ人が、ネガティブな印象を持つ人を大きく上回る結果となりました。
特にマッチングアプリ利用者ではその傾向が強く、現利用者の65%が新しい出会いに対してポジティブな印象を持っていることがわかりました。また、自身のアイデンティティをプロフィール上で(一部)明示している層では、新しい出会いに対して前向きに捉える割合が7割を超えており、自分らしさを表現できる環境と、出会いへの前向きな姿勢には一定の関係性が見られました。

◼️ LGBTQ+の若者の間では、出会いを通して“自己受容”に
新しい出会いを通じて起きた変化として、58%が「視野が広がった」、49%が「孤独感が減った」と回答。加えて、48%が「自分のセクシュアリティを受け入れられるようになった」「自分らしくいられるようになった」、43%が「自信がついた」と回答しており、出会いが恋愛の機会だけにとどまらず、自己理解や自己受容、人とのつながりにも影響を与えていることがうかがえます。
特にマッチングアプリ現利用者では、「自分のセクシュアリティを受け入れられるようになった」と回答した人が66%、「自分らしくいられるようになった」が60%、「孤独感が減った」が53%にのぼるなど、出会いを通じたポジティブな変化がより顕著に見られました。

一方で、「出会いに疲れた」(19%)「相手との温度感や目的の違いを感じた」(16%)といった悩みも挙がっており、出会いに対するリアルな葛藤も存在しています。その中でも、マッチングアプリ現利用者からは、「長く続く友人関係ができた」(24%)「自信が持てるようになった」(24%)「自分のセクシュアリティについて前向きに考えられるようになった」(22%)など、出会いを通じたポジティブな変化も多く寄せられました。
◼️「安心して出会える場所」としてのマッチングアプリ
今回の調査では、新しい出会いを探す手段・場所として、「職場・学校など」が全体で41%と最多となった一方で、「マッチングアプリ」「SNS」もそれぞれ31%と、オンライン上での出会いが広く浸透していることが明らかになりました。

また、マッチングアプリ現利用者では、63%が新しい出会いの手段として「マッチングアプリ」を利用していると回答しました。さらに、「色々な人と出会い、恋愛を楽しみたい」と考える層では、52%が「マッチングアプリ」と回答しているなど、自分に合った相手や価値観の近い人と出会う手段として活用されている様子が見られました。
マッチングアプリを利用する主な目的としては、「恋人やパートナー、結婚相手などを探すため」が53%で最多となりました。一方で、「気の合う友人・仲間を探すため」(37%)、「自分と同じアイデンティティを持つ人とつながるため」(35%)、「話し相手や気軽に交流できる相手を探すため」(35%)など、恋愛以外のつながりを求める声も多く見られました。
また、「自分のセクシュアリティを安心して表現できる場で出会いを探すため」と回答した人も30%近くにのぼり、マッチングアプリが恋愛の場だけではなく、“自分らしくいられる居場所”としての役割も果たしていることがうかがえます。
また、マッチングアプリを選ぶ際に重視するポイントとしては、「危険な相手に当たらない安全性があること」が37%で最多となり、「同じ価値観や趣味の人と出会えること」(36%)「自分らしくいられる雰囲気」(29%)が続きました。特に現利用者では、「セクシュアリティなどが意図せず知人に知られにくいこと」(29%)や、「アプリやプロフィール上で相手のセクシュアリティがわかること」(29%)を重視する傾向も見られ、安心感や自己表現のしやすさが、マッチングアプリ選びにおいて重要な要素となっていることがうかがえます。
一般社団法人fair代表理事 松岡宗嗣さんのコメント
「LGBTQ+の若者のなかには、学校や職場、友人、家族などの身近な環境において、自身の性のあり方や悩みを相談できる場所がないという人は少なくありません。一人で抱え込むことがメンタルヘルス不調につながってしまうなど、孤独や孤立は大きな課題の一つと言えます。
今回の調査では、自分らしさを表現できる環境があることと、出会いへの前向きな姿勢に一定の関係性を見ることができ、さらに、出会いを通じて自身のセクシュアリティの受容に繋がったり、孤独感が減ったという回答が多かった点がとても印象的でした。いかに安心して自分らしさを表現できる場を設けられるかが、恋愛という点だけでなく新たな出会いを後押しし、結果的に孤独孤立の解消や自己肯定に繋がるという点が明らかになったことは大きな意義があると思います。」
◼️ Z世代に広がる、多様な自己表現

今回の調査では、マッチングアプリ利用者のうち、セクシュアリティをプロフィール上で「明示している」と回答した人は36%で、「一部だけ記載している」が33%、「明示していない」が23%となりました。一方で、マッチングアプリ現利用者に限ると、「明示している」と回答した割合は46%まで上昇しており、現在利用している人ほど、自身のアイデンティティをプロフィール上で表現している傾向が見られました。
また、「自分のセクシュアリティを安心して表現できる場で出会いを探すため」にマッチングアプリを利用している層では、57%が「明示している」と回答しており、安心して自己表現できる環境としてアプリを活用している様子もうかがえます。
アイデンティティを(一部)記載している理由としては、「マッチング相手に説明する手間を減らしたいから」(48%)が最多となり、「理解のある人と出会いたいから」(45%)、「同じセクシュアリティの人と出会いたいから」(39%)が続きました。
アイデンティティを一部だけ記載、または全く明示しない理由としては、「すべてを開示することに不安がある」という回答が31%で一番多く、「相手によって伝えたい内容が変わる」「必要性を感じない」といった回答が28%と続きました。また、一部だけ記載している層の30%は、「偏見や差別的な反応への不安」を理由に挙げており、“自分らしくありたい”という思いと、“安全に自己表現したい”という感覚の両立が重視されていることがうかがえます。


◼️ LGBTQ+の若者が出会いに求めるもの

LGBTQ+の若者が出会いに求めることとして、「安心できること」(49%)が最多となり、「自然体でいられること」(48%)、「楽しく会話できること」(46%)が続きました。恋愛や出会いにおいて、 “自分らしくいられること”や、“無理をしなくていい関係性”を重視する傾向が伺えます。
特にマッチングアプリ現利用者では、「セクシュアリティを無理に説明しなくていいこと」(39%)、「同じアイデンティティを持つ人と、わかりあえること」(36%)を重視する割合が高く、安心感や自己表現のしやすさが、出会いにおいて重要な要素となっていることが見えてきました。
さらに、恋愛やパートナーとの関係がどのような意味を持っているかという質問に対して、全体の50%が「安心できる居場所」と回答しており、最も多い結果となりました。続いて、「人生を豊かにするもの」(40%)、「楽しみの一つ」(34%)が続いており、人間関係おいて安心感や自己肯定感が重要視されていることがうかがえます。
また、今後の恋愛観については、「パートナーと一緒に暮らしたい」(29%)、「色々な人と出会い、恋愛を楽しみたい」(26%)、「結婚したい」(26%)、「友情や仲間とのつながりを大切にしたい」(24%)など回答が分散しており、恋愛やパートナーシップのあり方がより多様化していることも見えてきました。
一方で、「結婚などの形にこだわらない関係を考えている」と回答した人も21%存在しており、従来の恋愛観やライフコースにとらわれず、自分に合った関係性を模索する価値観も広がっていることがうかがえます。
一般社団法人fair代表理事 松岡宗嗣さんのコメント
「性的マイノリティの当事者にとって、カミングアウトは依然として簡単ことではありません。そんななか今回の調査で、マッチングアプリにおいてセクシュアリティを(一部を含めて)明示する人の割合が6割程度にのぼっているという点を見ると、マッチングアプリという性質を踏まえても、明示できる人が増えているということへの社会状況の変化を感じます。
しかし、アイデンティティについて一部を記載している、またはすべて表記しないとしている人の最も多い理由が「不安」という点から、依然として自身のセクシュアリティをオープンにして出会いを探すことにハードルがあることが伺えます。
すでにTinderをはじめとしたマッチングアプリが、安心してセクシュアリティや自分らしさを表現する場となり、恋愛に限らない新たな出会いを後押しし、さらに自己肯定や自信へと繋がっているという点が明らかになったことは画期的であり、より一層安心して自分らしさを表現できる場へと広がっていくことを期待したいと思います。」
◼️ ユース世代のLGBTQ+をエンパワーメントする「YouthProject」へ年間協賛・イベント出展

またTinderは、ユース世代のLGBTQ+当事者が同世代と安心して出会い、つながる場として、特定非営利活動法人東京レインボープライドが提供するコミュニティ「YouthProject」の活動趣旨に賛同し、年間スポンサーとしてその活動へ協賛することを決定しました。
この活動のスタートとして、YouthProjectのメンバーが企画・運営するTokyo Pride 2026関連イベント「Youth Pride」(2026年6月13日(土)・14日(日)にWITH HARAJUKU HALLにて開催)にブース出展します。
「One Friend, One Love, One Future」をコンセプトに開催される本イベントでは、LGBTQ+ユース世代が安心して交流し、新たなつながりを築ける場が提供されます。Tinderも、誰もが自分らしく人とつながれる場づくりを目指し、本調査内容の展示を含めたコンテンツを展開予定です。
Tokyo Pride 2026「Youth Pride」開催概要
今後も、年間を通じたサポートの一環として、Tinderと18歳以上のユースでともに企画する活動の実施も予定しています。
YouthProject 共同代表 中島幸乃さんのコメント

「YouthProjectは『ユース世代のLGBTQ+をSOGIEで悩ませない』をビジョンに、コミュニティを運営してきました。
学校、職場や家庭など、所属する社会的コミュニティが限られているユース世代にとって、『ありのままの自分を理解し、受け入れてくれる人とのつながり』は、生きていく上で極めて重要です。
その大切な『1人』は、時にかけがえのない友人であり、時にパートナーかもしれません。世界中で多様な出会いを生み出してきたTinderと共に、ユース世代の人生を支える“光”となるような出会いを応援し、誰もが自分らしく輝ける社会を築いていきたいと考えています。」
◼️ TinderのLGBTQ+ユーザーも安心して利用いただくための主な機能
Tinderでは、すべての人がありのままの自分で、安全に他者とつながることができるよう、多様なアイデンティティを尊重し、プライバシーを守るための様々な機能を提供しています。
◼️調査協力
松岡 宗嗣 氏(一般社団法人fair代表理事)

愛知県名古屋市生まれ。性的マイノリティに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、Yahoo!ニュースやGQ、HuffPost等で多様なジェンダー・セクシュアリティに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。著書に『多様な性を生きる - LGBTQ+として生きる先輩たちに人生のヒントを聞いてみた』(河出書房新社)『あいつゲイだって - アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)、共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)など
Tinderはこれからも、多様な価値観やあり方を尊重しながら、誰もが安心して自分らしくつながれる場を提供してまいります。
【調査概要について】
調査名: Z世代LGBTQ+の出会いに関する意識調査
調査主体: Tinder
調査委託先: マクロミル
調査期間: 2026年5月7日~5月10日
調査方法: インターネット調査
調査対象: 全国の18~25歳のLGBTQ+コミュニティの男女
有効回答数: 413名
※本調査の性別分析は、回答者が調査パネル登録時に申告している性別情報(男性/女性)に基づき集計しています。
※本調査におけるLGBTQ+コミュニティ属性は、「あなたは、自分が性的マイノリティ(LGBTQ+)に属すると思われますか」という設問への回答に基づきます。
《Tinder®》
2012年に誕⽣したTinder®は、わずか2年で1件のマッチから累計10億件マッチに成長し、人々の出会い方に革新をもたらしてきました。この急成長は、人間の根源的な欲求である「真のつながり」をこのアプリがいかに満たすかを示します。Tinder®は現在、累計6億3,000万回以上ダウンロード、1000億件以上のマッチングを達成しており、185以上の国と地域、60以上の言語という、同カテゴリーのアプリの中でも比類ない規模でサービスを提供しています。
Tinder® はTinder LLCの登録商標です。
公式サイト:https://tinder.co.jp/
公式X:https://twitter.com/Tinder_Japan
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/tinder_japan_official/
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