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“デーティング ルネッサンス”到来! 世界最大級のマッチングアプリ「Tinder」が Z世代の最新のデート事情を分析
「Future of Dating Report 2023」を公開! Z世代が⽰すデーティング成功の鍵は「⾃分らしさ」


2023年5月23日 -Tinderは、メンバーの半数を占める18~25歳(Z世代)の動向から、今後彼らが作り出していくデートトレンドを分析した「Future of Dating Report 2023」を全世界で発表しました。

 

 今年4月に行った最新の調査によると、Z世代の69%が、自分たちが従来のデートの定義や常識に変革をもたらす存在であると考えていることが明らかになりました(※3)。また、ミレニアル世代の半数以上が、自分たちが18〜25歳だった頃と比較すると、現在のZ世代のデートの方が健全であると認めています(※2)

 

 今回の「Future of Dating Report 2023」は、コロナ禍によって大きな影響を受けたデートや恋愛のニューノーマルをまとめた2021年のレポートに続く、第2弾。数年続いたパンデミックが収束に向かい、新しい日常生活を取り戻しつつある今年は "本物思考のデーティングルネサンス"を掲げ、インクルージョン、テクノロジー、本物思考の大きく3つのテーマに基づいて、9つのトレンドについて触れています。

 

 TinderのCOOであるフェイ・イオソタルノは、「2023年も、Tinderメンバーの大半はZ世代が占めています。この世代は、社会に影響を与え続け、制約の多い世の中に常に挑戦していく人々であると考えます。職場、消費行動、テクノロジー、政治、文化にこれほど大きな影響を与えた世代は他にありません。この世代こそが、デートの仕方、デートする相手、デートとは何かということについて、これまでにない大きな変化をもたらしていると考えています。」と述べています。

 

以下は「Future of Dating Report 2023」の内容を抜粋しています。

詳細なレポートは、こちらからご覧ください。

 
 
■「自分らしさ」がポイントに
 
 自分らしくいることは、デートにおいて常に求められます。オープンであること、心身共に健康であること、誠実さ、相手を尊敬することは、この先の未来でも、重要な役割を果たします。18〜25歳の80%がデートの際、自分自身の心の健康(セルフケア)を最優先に考えており、79%がデート相手にもそうしてほしいと望んでいます(※1)。さらに興味深いことに、メンバーの75%近くが、自分自身のウェルビーイングに前向きな人ほど魅力的に感じると答えています(※3)
 

 Z世代は、外見(56%)よりも、誠実かどうか(79%)、尊敬できるか(78%)、オープンマインドであるか(61%)など、価値観に基づく資質を重要視しています(※4)。そして、どんな時も自分らしくいることを優先し、それを受け入れるか・受け入れないかは相手に委ね、去るものは追わない傾向にあります。 Tinderのリレーションシップインサイト担当グローバルエキスパートであるポール・ブランソンは、これを「デーティングは0か100かの時代に」と表現しています。

  「本当のつながり」や「本当の自分」を見せることがZ世代のデートでは重要とされています。互いの相性を正確に見極めるためにも、最近では、アルコールありのデートか、アルコールなしのデートかどうかが判断材料のひとつになります。それを裏付けるように、Tinderのメンバーの72%は、プロフィールに「お酒は飲みません」もしくは「お酒はたまにしか飲みません」と自ら宣言しています(※5)。 

 長い間ロックダウンを経験したZ世代は、これ以上時間を無駄にはしません。それぞれの用事に付き合うだけ「ながらデート」から、1日に複数回、それぞれ違う人と会う「はしごデート」まで、Z世代の51%は、日々のスケジュールに合わせて、さまざまなデートの形を取り入れることに前向きである回答しています(※3)

 デートにおける駆け引きは、今Z世代には受け入れられていません。18〜25歳の若年層は、33歳以上の人に比べて、ゴースティング(相手との連絡を絶ったり、突然音信不通になること)をする割合が32%少ないことがわかっています(※7)。さらにメンバーの77%が、30分以内にマッチングした相手に返信し、40%が5分以内に返信、3分の1以上がすぐに返信しています(※7)。事実、33〜38歳の約4人に3人(73%)は、自分たちが18〜25歳の時は、わざとそっけなくしたり、曖昧な態度を取ったり、複数の人と遊んだりする駆け引きは普通のこととして受け入れられていたと答えています(※2)

 これらは結婚にどう影響するのでしょうか?他の世代と比べて、Z世代は結婚にあまり興味を抱いていないものの、ポール・ブランソンは「Z世代は結婚で成功する」と言います。なぜなら、「Z世代は、自分の成長や心の幸福、そして恋愛において、正直なコミュニケーションを重視しているから。」

 

インクルージョンは無限大

 Z世代は、セクシュアリティやジェンダー、さらには人種や文化、地域などによる制約を無くすことに挑戦しています。新しい恋愛のスタイルとして、ポリアモリー、モノガミー、そしてシチュエーションシップが注目を集めているのも頷けます。

 Z世代にとって大事なのは、個人とその人の個性です。Tinderメンバーの80%が、違う人種の人とデートをしたことがあると回答(※1)。また、半数が、障がいを持つ人やニューロダイバージェンスに該当する人とデートをすることに前向きであると回答しています。さらに、3人に2人(66%)のメンバーが、Tinderを利用することで自分の交友関係を超えた出会いが得られたり、Tinderがなければ一生出会うことのなかったような人たちともつながることができると答えました(※3)。これは、LGBTQIA+のメンバーにとっても特に重要なことで、友人や家族に打ち明ける前に、初めて安心してカミングアウトできる場所がTinderであるとも言われています。

 ポール・ブランソンは、「Tinderでは、LGBTQIA+のメンバーが近年急速に増加しており、ノンバイナリーであることを示す人は、過去1年間で104%増加しました(※8)。Z世代がそれぞれの個性に対して寛容で、どんなジェンダーやセクシュアリティも受け入れていることは、新しい時代の原動力となっています。彼らは、世の中の人々が本当の自分を受け入れ、最高の人生を送るための未来への道を切り開いているのです。」とコメントしています。

 

テクノロジーの役割とは何か

 いまでは30歳未満の大多数がマッチングアプリを利用しています。このように、テクノロジーは「人々の出会い方」に大きな変化をもたらしました。最近の調査では、半数以上(55%)がTinderで出会った人と真剣交際をしたことがあり、37%が身近にTinderで出会ったカップルがいると答えました(※1)

 しかし、デジタルネイティブ世代である18〜25歳は、今のテクノロジーとデートをどのように見ているのでしょうか。テクノロジーに対して、簡単で、直感的に理解できるものであるべきだという期待が常にあります。Tinderは、デートをシンプルかつ安全に、楽しいものにするための中心的な存在でした。手の中で出会いをコントロールできるようにすることで、誰が自分を好きなのか(あるいは好きではないのか)という推測を巡らせなくてよくなったのです。

 「テクノロジーは、ニーズを満たすものでなければ無駄である」と、Z世代は考えています。AIがもたらしてくれる無限の可能性に期待しながらも、リアルさが消えてしまうことには否定的だというのです。例えば、Z世代は、AIがプロフィールの作成を手伝ってくれることに満足しています(34%)が、同時に、信憑性に欠ける自動入力されたようなプロフィールにはあまり興味を示しません(※4)。18~25歳の若者の多くは、AIはあくまで自分の恋愛をサポート・応援してくれる存在(=ウィングメイト)としての役割が強く、プロフィールを設定する際のハードルを越えるための手助けや、会話を弾ませるためのアイスブレーカーとして役立つと述べています。

 

 

ポール・ブランソン

多くの人から支持され、世界で最も有名な恋愛のエキスパートの一人。オプラ・ウィンフリーなど著名人とも共演し、最も人気のあるデート・リレーションシップ番組のホストを務めました。恋愛のエキスパートとして、世界中のメディアで専門的な解説することで、そのキャリアを築いてきました。その豊富な知識を活かして、今回、世界最大級のマッチングアプリ「Tinder」と提携し、さまざまなイベントやプロジェクトで、業界トップを誇る彼の知識を提供していきます。

 
 

《注釈》

※1 : 米国、英国、オーストラリア、カナダの、アクティブにデートをしている18~25歳の独身者4000人を対象に実施した調査。

調査はOnePollに依頼。期間は2023年1月21日から2023年2月7日。

※2 : 米国、英国、オーストラリア、カナダで、33~38歳の4000人を対象に実施した調査。調査はOpiniumに依頼。

期間は2023年4月21日から2023年4月25日。

※3 : 米国、英国、カナダ、オーストラリアで、18~25歳の4000人を対象に実施した調査。調査はOpiniumに依頼。

期間は2023年4月21日から2023年4月25日。

※4 : 英国、米国、オーストラリアの18~24歳のTinderユーザーを対象とした、Tinderのアプリ内で実施した調査。

データ収集期間は2022年10月18日から2022年10月28日。

※5 : 2022年4月~2023年4月のTinder内のメンバーのプロフィールの集計。

※6 : 英国、米国、オーストラリアの18~24歳のTinderユーザーを対象とした、Tinderのアプリ内で実施した調査。

データ収集期間は2022年1月9日から2022年7月9日。

※7 : 2023年Tinder社内データ

※8 : 2020〜2023年のモア・ジェンダー機能およびオリエンテーション機能のデータ