Tinderは今年で10周年を迎えます。サービスが世界中に広がり、その内容も変化する中で、Tinderはプレミアム機能を進化させ続けてきました。Tinderは無料版を利用することもできますが、プレミアム機能にアップグレードする会員の数は年々増え続けています。この点についてはMatch Group収支報告の中で定期的にお知らせしていますが、Tinderのプレミアム機能のさまざまな進化について、ここで改めてご紹介します。
現在試験運用中のアプリ内通貨であるTinderコインは、将来に向けてTinderのサービスの拡大に貢献すると期待されています。それだけでなく、Tinderの有料サービス会員にこれまでとはまったく異なる体験をお届けできると考えます。ここ数年、Tinderは3段階のサブスクリプションタイプ（Tinder Plus、Tinder Gold、Tinder Platinum）と、アラカルト購入できるSuper LikeやBoostの機能を提供してきました。これらは引き続きプレミアム機能の基盤となりますが、今年はサブスクリプションの中でも特に人気のある一部の機能、たとえばSee Who Likes You（自分をLIKEしてくれた相手を見ることができる機能） やPassport（自分の現在地を世界中の別の場所に移動できる機能） を個別のサービスとして提供する方法をテストしています。支払方法としてのTinderコインと、アラカルト購入機能の拡充により、メンバーは予算とニーズに合わせて柔軟にTinderのサービスを利用できるようになります。Tinderコインは現在ごく一部の国でのみ利用できますが、今年の第3四半期には全世界で提供を開始する予定です。
 
Tinderがサブスクリプションを開始した当初、学生や社会に出たばかりの若いメンバーが利用しやすいよう、割引価格を設定しました。価格設定にあたって考慮した条件は年齢と国のみです。28歳以下の会員にサブスクリプションを割引価格で提供したほか、たとえばインドと米国では価格が異なるといったように地域ごとに価格が設定されていました。これまでに会員の性的指向、性別、人種、宗教その他の属性による特性がTinderの価格設定に影響を与えたり、決定理由となったりしたことは一度もありません。また今後も決してありません。
 
昨年、Tinderはまず米国とオーストラリア、その後に英国で、年齢に基づいた割引価格の提供を終了しました。また先般、今年の第2四半期には世界全体のすべての会員に対して、年齢による割引を廃止することを発表しました。
 
Tinderは今後も、プレミアム機能によってメンバーそれぞれが自分らしさを表現し、すばらしい出会いやつながりができるようサポートしていきます。