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Tinder CEOからのメッセージ

現在私たちは大変な困難に直面しており、これまでのように人と簡単に会える時ではありませんが、新型コロナウイルスによってもたらされた不透明な状況を乗り越えていく上で、人と人とのつながりを提供するプラットフォームであるTinderが果たせる役割があることを認識しています。人との新しいつながりはとても大切で、たとえ相手が離れた場所にいたとしても、誰かと会話することで、孤独を少しでも和らげることができます。

この時代を共に戦う仲間として、私たちは自らの果たすべき役割を真剣に考えています。そこで、Tinderコミュニティの安全を保つために私たちが取り組んでいること、現在進めている変更点、そしてこの状況が世界中のメンバーのTinderでのつながり方にどのような影響を与えたかをご説明したいと思います。

専門家によるアドバイスを共有

メンバーの安全が私たちの最優先事項です。3月2日、世界保健機関(WHO)へのリンクを共有することで、世界中のTinderメンバーが安全・健康に過ごすための最新のアドバイスを確認できるようにしました。

3月2日以降の状況の悪化を受け、私たちはガイダンスを更新し、今は新しいつながりをオンラインにとどめておくことを強く推奨しました。世界中のほとんどの場所で外出自粛が求められています。すべての人の健康と安全のために、私たち全員が現地の最新の推奨事項を遵守する責任があります。

毎日新しい課題が生まれていますが、Tinderにつながりを求めてやってくる人々の多さに勇気づけられる思いです。ウイルスの拡散を防ぐために物理的距離をおいていても、人と人とのつながりは消えていないということに、私たちは希望を感じています。ソウル、ミラノ、ニューヨークなど、各地への影響が大きくなるにつれ、新しい会話が次々と生まれ、長続きするようになる傾向が見られました。有料メンバーの多くはパスポート機能を利用して世界中で出会いを探し、何千マイルも離れたマッチ相手とのつながりを見つけています。

遠くても、デジタルなら近くにいられる

Tinderは常に、日常の中での出会いの限界を取り払うことで、普段の生活では決して出会うことがなかった人たちをつなぐことを目指してきました。そして今回、Tinderコミュニティとそのニーズから発想を得て、もう一つの障壁である「距離」を取り除くことにしました。多くのメンバーにとって、重要なのは場所よりもつながりなのです。

全米の大学で学生の自宅待機が始まった時、学生はクラスメートとのつながりを失いたくないはずだと私たちは考えました。そこで、Tinder Uの機能をアップデートし、学生メンバーがキャンパスライフを継続し、同じスクールバッジのメンバーとマッチできるようにしました。これまでは同じ講義を取っていても、互いの距離が100マイル以上離れてしまうとTinderで出会うことはできませんでした。

また、場所にかかわらず新しい人とマッチしたりチャットできるよう、すべてのメンバーから地理的な障壁を取り除くことに、チームが急いで取り組んでいます。好きな場所に現在地を設定して世界中の人と出会えるパスポート機能は、これまで有料メンバー限定でしたが、今週から誰でも無料で使えるようになります。メンバーから新しい出会いやチャット、デジタルデートの体験談を聞くのが楽しみです。

見つかるかもしれない素敵な出会いに心をときめかせてTinderを開いてみるなど、これまで以上に、私たちは何か楽しみにできることを必要としています。人々の心の拠り所となれていることに感謝するとともに、私たちのコミュニティの安全と健康を心から願っています。

- エリー・セイドマン