Match Groupは本日、同社のフラッグシップブランドであるTinderの最高経営責任者に、ジム・ランゾーンを任命したことを発表しました。ランゾーンはこれまで、CBS Corporationでさまざまな役職を歴任しており、2011年から2019年にはCBSインタラクティブの最高デジタル責任者、および社長兼CEOを務めました。直近ではBenchmark Capitalの客員エグゼクティブを担当していましたが、この度、退任したエリー・セイドマンの後任として就任する運びとなりました。8月3日より業務を開始し、Match Groupの最高経営責任者であるシャー・ドゥベイの直属となります。
ランゾーンは、世界的な新型コロナウイルスの流行にも関わらず、前年同期比の増収を2桁に伸ばし、第2四半期も堅調に推移しているTinderの舵を取っていきます。業績に関する詳細は、Match Groupによる2020年8月4日の決算発表でお知らせします。
同社は更に、ゲーム界の重鎮であるジョシュア・セルを、本日付けでTinderの最高製品責任者に任命しました。セルは製品開発の責任者として豊富な経験を有し、NCSOFT、King、Glu Mobile、Aeria Games and Entertainmentなどのグローバルなゲーム企業で様々なフランチャイズを立ち上げ、成功に導いてきました。セルはランゾーンの直属となります。
<Tinder最高経営責任者ジム・ランゾーンのコメント>
Tinderはアイコニックなブランドであり、出会いと言う体験に欠かせない存在です。私たちには、ミッションを達成し、より多くの人にサービスを使ってもらい、さまざまな市場でユーザー体験を見直す、大きな機会が与えられています。チームとともに、ブランドをさらなる高みへと引き上げていくことを楽しみにしています。
<Match Group最高経営責任者シャー・ドゥベイのコメント>
ジムがMatch Groupに仲間入りすることを、とても嬉しく思っています。彼は複雑でグローバルなテクノロジー企業の運営や、製品イノベーションの推進、新興メディアのトレンドを先進的なブランドに取り入れるといったことに豊富な経験を持ち、サブスクリプションサービスを構築して成果をあげた実績があります。Tinderはまだ多くの可能性を秘めていますが、ビデオ機能を取り入れ、複数の地域で新機能を展開し、世界中での成長を加速させようとしている今、ジムは当社の強力なリーダーとなってくれると確信しています。
エリーは約4年前に、OkCupidのCEOとしてMatch Groupに入社し、会社にとって非常に重要な時期にCEOとしてTinderを率いてくれました。ブランドが初めて10億ドルの収益というマイルストーンを超えて成長する中で、エリーは不動のリーダーでした。在職期間中の貢献に心から感謝し、今後の活躍を祈っています。